設計図 工数管理(電気機器製造)
電気機器製造の設計図の作成で、基幹システムから出力されるCSVデータをインポートして、進捗状況を測定し、追加工数が必要な図面はアラートで知らせて、優先度の高い人員から順番に割り当ててゆく。
主な画面
製盤工程スケジュール
機能
・工数データCSVインポート ・製盤工数スケジュール計算 ・ アラート機能
制作の経緯
サブシステムとしての工数管理
電気機器製造のメーカー様。設計図の製作が、各部門を通して行われてゆく中で、工数の管理が出来ているか、親会社の検閲があることから、工数管理をするツールをAccessで製作して欲しいとのご依頼により制作しました。業務における実用目的ではありませんでしたが、検閲の仕様は満たしたようです。(AccessとSQLサーバ)
業務の流れは、何人かの技術者が並行して複数の設計図を作成してゆきますが、1人1日8時間という決められた工数を割り当てて、設計図が全体のどのくらいまで進捗しているかを管理するものです。設計図には、出図しなければならない出図日が決まっていて、あらかじめ完成までの予定の工数が予算として割り当てられています。それがたとえば100時間とすると、1人の作業者が継続して作業をした場合、8×12=96だから、12日間と4時間を割り当てる必要があり、そこから完成予定日を割り出します。
一方、実際に、誰が、どの設計図に、何時間の工数を費やしたかという工数の実績が、毎日のデータとして基幹システムに記録されてゆきます。そのデータにより、どの設計図が、どれだけの残工数があるかが毎日更新されてゆくので、その残工数に、担当の作業員の工数を割り当てて、完成予定日を算出し直します。その完成予定日が、出図しなければならない出図日を越えてしまう場合、アラートを出すという仕組みが目的でした。作業を進めてゆく過程で、「この設計図は、当初の予定よりも工数が多く掛かりそうだ」と予測出来る場合は、予算工数を追加出来るのですが、当然、完成予定日も先延ばしになり、出図日も変更になります。いずれにしても、完成予定日が出図日を越えてしまい、完成が間に合わないというアラートが出た場合には、制作担当者を追加する等の方法によって、完成を早める対策を講じる必要があります。 担当者を追加させる場合は、全体として走っている設計図の中で、出図日の早いものから優先的に、担当者の工数を割り当ててゆく必要があります。
難しい開発でしたが、もっとも複雑な予定日の計算を、SQLサーバ側で行うようにしたことで、計算待ち時間を短くすることができました。
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